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2017/09/21

「砂の時計台」 概説・破



【もうこの世界は、保たないかもしれない―】

【それでも僕らは皆、続けるよ
いつまでも、 いつまでも



彼の躰が朽ち果てるまで、ね】




目覚めると、少女はすべての記憶を失っていた。ただ、わかるのは、自分が『この場所』に覚えがあるということ。

少女の目の前に現れた少年は虚ろな目をしていた。彼は彼女の眉間を指差し、言い放つ。

『ダフネ』

と。

少女の持つものはただ、与えられた名と不思議な青い杖のみ。

そこは筒のような迷宮だった。行くあてもない、生きる理由もない。

少女はただ、少年に会うために、迷宮を抜ける旅に出る。

それはただの繰り返しの事象だと、まだ知らぬままに―


それでもただ、彼を見つけ出すために。彼を迎えに行くために、何度でも何度でも、

世界を、壊すために。







こちらは、自作小説「砂の時計台」の原稿置き場です。

ブログ名は「機械仕掛けの少年」と意味のラテン語を使いました。
ラテン語には明るくないので文法的に間違っている場合が大いにあります。

機械・・・と言うと語弊があるのですが、この「機械仕掛けの少年」という言葉は、この物語のモチーフともなる概念なので、あえて使わせていただきました。

登場人物、及びあらすじについてはおいおい、こちらの概説の記事で追記していく予定です。

改めまして、紺色仔扉と申します。 現在、「青硝子ノ山羊ノ子」というブログ名で、小説「Ourselves」を連載しております。
こちらがある程度の目処がつくまで、ほかの物語を書くペースは非常に遅くなると思うのですが、続けていくつもりですのでどうぞよろしくお願いいたします。
詳しくは、管理人の本館「寄木仔鹿」でご確認ください。リンクのバナーから入れるようにしております。

このお話は当初の設定メモと今の構想を比べるとほぼ別物になっていまして、登場人物も紆余曲折を経て減ったり増えたり外見も変わったりしています。
唯一変わっていないのは主人公のダフネ位のものです(笑)

オリヴァロの外見がなかなか定まらず、そのせいでなかなかすすめられなかったのですが、ようやく自分の中でしっくりきたので、やっと書けるようになりました。

エウロラなど、最初は敵のはずだったのにそういう概念がなくなりました(笑)

この物語の主要人物でも特に核となるのが、主人公ダフネ、そしてオリヴァロとヒケです。

ヒケなんぞ最初全く存在しない子だったのですが、不意に生まれてきました。
でも彼が現れてくれてようやくこのお話が、私の書きたかった物語にかたちづくれるようになりました。ヒケには感謝しています。

追記に登場人物の軽い説明を載せておきます。またおいおい追記していくつもりです。


この物語は、二つの詩をモチーフにしています。 以前書いた「砂の時計台」という詩と「白い麒麟」という詩です。

前者は、この物語のネタを思いついてから、「砂の時計台」というタイトルを思いつき、その言葉から連想して書いてみたものでした。

後者はこのお話とは全く関係なしに、思いついて書いた詩です。 自分のつくった詩で一番気に入っているもので、今回この詩をモチーフにすることで物語がしっくりとくることに気づきましたので、この二つの詩をもとに書いていこうと思います。

ただ、この二つの詩と、この物語は全く別の作品なので、全く同じものになるわけではありませんこと、ご了承ください。

二つの詩へのリンクは下記のとおりです。
砂の時計台
白い麒麟


 
各キャラの容姿についてはこちらを参照されてください。

尚お、浮彫、白麒麟といった言葉は、各登場人物の源氏名のようなもの、別称のようなもので、この世界(柱世界)での通り名のようなものです。

つまり、日本語で言う浮き彫りを英語で「レリーフ」というのと同じで、柱世界での古語では浮彫のことをダフネと発音する、と思っていただければいいです。なので登場人物はダフネのことをダフネと言ったり浮彫と言ったりします。

 
また、この物語では二つの世界が存在します。主体は柱世界と呼ばれる場所ですが、もう一つ、柱世界の住人から「紙世界」と呼ばれる世界があります。現段階では紙世界の登場人物についての詳しい記述は控えさせていただきます。

※10/14  加筆修正 話を進めるにあたって、サブキャラの設定や名前が変化したので修正いたします。
 
<柱世界>別名を 塔世界、籠世界、とも。

主人公:浮彫:ダフネ 薄焦茶のセミロング。目は灰色。名前など自分のことの記憶は欠けたまま目覚めたが、世界のことに関しては、話を聞くたび奇妙な既視感を覚える。初めて会った人間であるオリヴァロへの、雛の母鳥に対する刷り込み現象のような感覚から、オリヴァロに再び会うためだけに己のいる柱(牢獄)からの脱出を試みることに。

白麒麟:オリヴァロ 鈍いくすんだ金髪(ゴールデンブロンド)に薄青の目。柱世界の人柱と呼ばれる存在であり、世界の核。とても虚ろな目をしており、人間らしさを持たない。もちろん感情も持たない。人形そのものだったが、ダフネに出会ってからというもの少しずつ変化していく。
 
鳩:ヨーデル=セラエ 薄青に見える金髪(ブルーブロンド)に紫色の瞳。 モスグリーンの髪と瞳。一人称は僕であり、性質も非常に中世的だが生物学的には女。とても人懐っこく、人見知りの激しいダフネを影で支える。とある失われし一族の末裔で、猟奇性が出てくると髪は鮮やかな金髪に変化する。足癖や性癖などもろもろよろしくないことが多々ある。食えない性格。ダフネのことを本当に大事に想っている。
 
烏:エウロラ=エリオラ 薄橙色の髪にセラエよりも濃い紫の眼の少年。 赤紫の髪に藤色の目。セラエと血族にあたる一族の末裔であり、覚醒すると殺傷衝動に駆られて手がつけられなくなる。何かしらの理由でオリヴァロを狙っている。ダフネの仲間でもないが、あからさまな敵でもない。しかし協力するつもりもない。一匹狼のようなもの。あらゆる鳥に好かれる性質をもっているが、ヒケには嫌われており、烏と呼ばれている。立ち居振る舞いは女のそれよりもずっと儚く艶やか。

針:キリシャ 白髪に薄茶の瞳の少年。背中や足の甲など、体のあちこちに石が埋まっており、石の力がなければ延命ができない。その代わり、生き物が必要とする食事も必要ない。元々は、世界の【柱】となっており【柱】として生きてきた一族の出であるが、その一族はとある事件よりのちは居場所を追われ、今ではほとんど子孫も残っておらず、現存の子孫では一番若く一族に期待をかけられている。ヨーデルと契約を結んでいる。至高の飛び方が支離滅裂で、非常にマイペース。割りと毒舌。

煙:ハッカリ ダフネによって、「アビエル」という別名を与えられる。ダフネの杖に宿る精霊のようなもので、煙の具現化。体の全てが白い。非常に独特な鉛のある言葉遣いをするが根はいい子。ヨーデルを嫌っている。謎が多くあまり大事なことは言いたがらない。わりと面倒見はいい。
 
銀梟:ヒケ 鳥のそれとは異なる、薄い鉄板のような、硝子のような、不思議な羽を有している。また体のあちこちに焼印があり、右目も潰されていて二度と開くことはない。下唇の中央に銀を埋め込まれており、唇が紅を指していないのに銀色に鈍く光る。視る者によって、また、視る者の精神状態によって見える姿が異なり、少年であったり、青年であったりする。稀に老人に見えることもある。彼もまた、失われし一族の末裔である。オリヴァロが唯一なついた存在であり、それまでは虐げられてきたが、以来世界で最高位の存在、権力者となっている。彼自身は世界の行く末に興味はなく、オリヴァロの世話のみに生きがいを見出しているが、ダフネのことも気に入っている様子。
 
 
 <紙世界>別名を 硝子世界、球世界、とも。
 
オズ:♂。銀髪の猫っ毛に群青色の目。

ダコタ:♀。ほぼ赤に近い赤茶の瞳に焦茶の髪。

エリオン:ダコタの弟。薄茶の髪に橙色の目。

サラ:♀。ダコタの親友。金髪碧眼。

シエル:ダコタの弟その2。薄褐色の髪と茶色の目。エリオンの双子の弟。


 
 

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